ハナデンシャの最近のブログ記事
2009年9月10日
Kalinga ornata eats Brittle Starfish
I observed Kalinga ornata in a Myogane area located in Tokyo Bay. In this area, We can discover many kinds of sea slugs. However, it is very rare to witness Kalinga ornata.
The Japanese name of Kalinga ornata says "Hana-Densha"."Hana" means a flower, and "Densha" means a streetcar. In Tokyo dozens of years ago, a lot of streetcars ran. When it was the day of the festival, a swag and illuminations were made on this streetcar.
When "Hana-Densha" stimulates it, it is known that I emit light. Because the state resembled a streetcar done illuminations of, this Japanese name was attached.
I succeeded in photographing the scene where Kalinga ornata emitted light this time.
In addition, it was not clarified what Kalinga ornata ate, but it became clear to eat kind of the brittle starfish (Ophiurida) and was able to photograph this.
Kalinga ornata eats Brittle Starfish
Kalinga ornata emits light
Photography cooperation
Paro Paro Aquatic Diving Service, Hota Chiba,JAPAN
極めて珍しいウミウシのひとつハナデンシャ。
今まで、あまりにハナデンシャが発見される事が少なく、研究もあまりされていなかったために、いったい何を餌としているのか分かっておりませんでした。
今回、千葉県保田 明鐘岬のパロパロアクアティックさんの協力で、ハナデンシャがクモヒトデを捕食する事が判明しました。
2009年9月 3日
ハナデンシャが発光する様子 Luminescence of Kaling ornata
幻のウミウシ「ハナデンシャ」は、刺激を与えられると発光するといいます。
その様子が、昭和初期に走っていた路面電車の装飾に似ていることから「ハナデンシャ」という名前がつけられたのだそうです。
今回、特別に許可を頂いて、この貴重なウミウシが、本当に光るのか、実験してみました。
ハナデンシャの発光
なんと、刺激を受けると、身体の周囲の部分、特にひだが付いている部分が電気的な発光をする事が分かりました。
この発光現象は、何度も連続して実験できるものではなく、1日に1回程度の実験しか出来ないようです。
また、水槽内での飼育が長すぎると発光具合が悪化するようで、海の中で数十分~数時間放置すると、元気を取り戻し、再度発光が可能になるようです。
この様子から、海中の何らかの微量成分が発光の仕組みに深く関わっているのではないかと考えられます。
今後の研究が進むことを期待します。
撮影協力 Photography cooperation
パロパロアクアティック Paro Paro Aquatic Diving Service, Hota Chiba,JAPAN
ハナデンシャの捕食シーン Kalinga ornata 明鐘
ハナデンシャはクモヒトデが好物
ハナデンシャの食べ物は何か?
ParoParoAquaticの魚地司郎さんは、どうしてもこの難問を解かなければならなかったと言います。
なぜなら、寄贈先の水族館は決まったものの、先方への引渡しまで、このハナデンシャ4体の健康を維持しなければならなかったからです。
沢山の文献や、インターネットで調査をし、もしやクモヒトデを食べるのではないかとヒントを得たそうで、実際に試してみると、ご覧の通り、大変な勢いでクモヒトデを捕食しました。
ハナデンシャの正面についている沢山の口触手がレーダーのような役割をしているようです。
この口触手に、クモヒトデの足がちょっと触れただけで、反応します。
そしてこの鮮やかなピンク色をした口が、驚くべき素早さでクモヒトデを吸い込むのです。
ピンク色の口先(口器)には、烏賊のクチバシのような鋭い歯のようなものがあります。
この歯の様なもので、クモヒトデの足を切り取るようにして食べます。
全く驚きです。
凄い素早さでクモヒトデが吸い込まれていきます。
さらに、この様子を動画でご覧になりたい方は、こちらをご覧ください。
ハナデンシャの捕食シーンの動画像(YouTube)
撮影協力 Photography cooperation
パロパロアクアティック Paro Paro Aquatic Diving Service, Hota Chiba,JAPAN
超レア 幻の生物 ハナデンシャ 東京湾・明鐘 Kalinga ornata
幻のウミウシ 「ハナデンシャ」
10年、いや、30年に一度見られるかどうかの貴重なウミウシが、千葉県保田海岸 明鐘岬(みょうがねみさき)で発見されました。
発見したのは、現地ダイビングショップを経営され、長年、東京湾の海の素晴らしさを紹介し続けられてきた、「パロパロアクアティック Paro Paro Aquatic」の魚地司郎(うおち しろう)さんです。
2009年8月23日(日曜日)。
良く晴れ渡った明鐘の海に、台風が運んだと思われる流れ藻が、漂着したといいます。
その流れ藻の下にこの貴重な「ハナデンシャ」4体がふわふわと浮いていたそうです。
現在、この4体の貴重なハナデンシャは、パロパロアクアティック Paro Paro Aquaticで保護され、いくつかの水族館に寄贈される日を待っております。
今すぐ、パロパロアクアティック Paro Paro Aquaticに行けば、必ずこの貴重なウミウシを見ることができるでしょう。
ウミウシファンの皆様は、是非、一度この不思議な生物をご覧になっていただきたいと思います。
10 years, No, 30 is a rare sea slug seen whether once a year, Hota coast Myogane-misaki in Chiba Prefecture was found. Was discovered, owned and managed a local dive shop for many years, has been continuing to introduce the wonders of the sea of Tokyo Bay,Paro Paro Aquatic Mr.Shiro Uochi is added.
撮影協力 Photography cooperation
パロパロアクアティック Paro Paro Aquatic Diving Service, Hota Chiba,JAPAN
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